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「環 ‐ in the world -」 第30回記念日洋展

こんなことを言うとまた生意気だと言われそうですが、師匠日野耕之祐先生がいなくなった画壇はつまらなくなりました。ぼくには、先生のお陰で生前に出会い、影響をうけた芸術家がたくさんいます。たとえば、裸婦の原清一先生。彫刻の佐藤忠良先生。日本画の高山辰雄先生。日展洋画では日洋会の先輩はさておいて、奈良岡正夫先生、深谷徹先生、梅津五郎先生、田村一男先生、平松壌先生・・・何と言っても、江藤哲先生には二人娘の成長のために二人雛の版画を何枚も頂きました。また高校美術教育で「人づくり」をやれたのは、忠良先生と面識があって、先生監修の教科書があったからだと思います。この、力量のある方々はいつも普段着で接して下さいました。それでも仕事に自信があるからでしょうか当時のぼくには大きな存在に映りました。いい仕事が出来れば人は品格というか、尊敬に値する大きさが醸し出るんだなぁということを40代に入った頃思ったものです。今、これら先達の魅力を想いだしては、いい年齢にかかって歳なりの仕事が出来ているか、自己を省みては奮起しているこのごろです。 5/28

第30回記念日洋展

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