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「環 -花は咲く-」 第2回改組新日展
自分ではまだ若いつもりでも、母が老い、子供が独立するようになると、おのずから人生を省みることも多くなりました。そういう時、画く者として、故郷の風景をテーマにすることはごく自然なことなのかもしれません。今ぼくは、自分を育んでくれたものを見つめ直すことで、もう一度初心に返り、画くことの本質を勉強したいと思っています。描いたり、消したり,付けたり、削ったりと、長い時間キャンバスと格闘しておいて、最後は体調を整え、初心に返り、万感の思いで一気に全体に絵具を回わして仕上げます。さすれば、画面の中にスピード感が生まれ、気が通い合うというものです。これがぼくのやり方です。故日野先生から教えていただいた表現を鍛錬し、いつか先生の作品のようなセンスとエスプリのある絵が出来ればいいなと思っております。
先生の命日、彩栞忌9/3に八柱霊園にお集まり頂いた方々に深く感謝申し上げます。
第2回改組新日展
- 会期
- 〜
- 会場
- 国立新美術館
